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獣になった私たち

11月1日(木) 曇りときどき雨(みぞれ)

 自転車通勤には辛い季節になってきました。
 すこし前までは嫌になるくらい暑い日が多かったのに、今は冬の訪れを感じ始めています。
 寒がりのハナがSEXのときに服を脱ぐのを嫌がる季節です。そう。コスプレの季節ですね。
 週末から始まる楽天のセールで、新しい衣装を購入して着てもらうのが楽しみで仕方ない今日この頃です。



上いこ?

 録画していたドラマを観ながらお酒を飲んでいた私の太腿の上に座り、首に腕を回して、小首を傾げたハナが言いました。
ハナよりもお酒に弱い私の缶の中にはまだお酒が残っていて、一緒に観ていたドラマはまだ途中でした。
 私がお酒の缶を持って軽く振ってみせると、彼女は私の手からサッと缶を抜き取り、それに口をつけました。
 薄く上気した細い喉を、アルコールが流れ落ちていく音がやけにはっきりと聴こえました。
 カン…と軽い音をたてて空になった缶を卓に置いたハナが、先ほどと同じようにすこし首を傾げて、私の唇に自分の唇を押し付けてきました。そのままソファの背もたれに押し付けられた私の口の中に、すこし温くなったお酒が注がれ、ムセそうになりながら慌てて嚥下すると、今度は舌が押し込まれてきました。
 唾液とアルコールに濡れた舌を絡ませながら、ハナは腰を私の股間にこすり付けるように前後に動かします。

今日はベッドでしたいの

 お風呂やリビング、玄関など、寝室以外ですることが最近は多かったのですが、その夜はハナの希望を叶えることに。

 寝室に移動するとハナは自分でズボンとショーツを脱ぎ、長袖の上着一枚で布団の中に潜り込みました。

苦しゅうない。ささ、近う寄れ

 手招きするハナに誘われるままに、私はすべて脱いで、隣に横になりました。
 ハナはすぐに私へすり寄り、右手で私の袋や竿を、左手で私の乳首をいじり、唇と舌で私の首筋を愛撫してきます。仰向けに寝ている私の脚に擦り付けられる彼女の秘所からは、すでに愛液が溢れていました。

ん…ぁ…んんぅ

 艶めかしい腰の動きにあわせて漏れる吐息が、暗い部屋の空気に溶けて消えていきます。
 私はハナのお尻を撫でたり、もっと強く押し付けるように押さえつけたりしながら、近くまで上がってきていた彼女の唇に自分の唇を重ねました。透明な汁が滲んできた竿をしごくのをやめたハナの右手が、手持無沙汰になっていた私の左手を掴み、自らの秘所に引き込みます。

お願い……あッん!

 私はハナがすべてを言い終えるより先に、彼女のそこを愛撫し始めました。溢れた愛液は陰唇や陰核、陰毛をべっちょりと濡らしており、私の手のひら全体にぬめぬめとした感触が広がりました。手のひらで秘所全体を覆うようにし、撫であげたり、押してみたりすると、すぐにハナの口からは甘く高い嬌声があがりました。

おいで

 私の短い言葉を聞いたハナは、すぐに起き上がり、私の顔をまたいだ膝立ちの姿勢になり、両手でベッドのヘッドボードに掴まりました。そして、ゆっくりと私の口へ自分の秘所を近づけてきます。私は両手でハナの小ぶりな乳房と、その先端で存在を主張するピンと起った乳首を愛撫しながら、唇と舌と歯で糸を引く愛液を垂らすそこを刺激しました。
 ハナは駆け上がってくる快感に悶え、ヘッドボードに額を押し付けたり、反対に仰け反ったりしながら感じていて、すぐに膝立ちの姿勢を維持することができなくなってしまいました。
 私はハナの脚の間から身体を外し、ベッドにうつぶせになったハナに覆いかぶさります。自分の脚でハナの脚を挟み込み、狙いを定めてゆっくりと膣内へ。膣口からGスポット、そして子宮口を刺激され、ハナはそこで最初の絶頂へ。脚を閉じているため普段よりも圧迫感がある膣が、さらに激しく蠢きながらしめつけてくる快感に、私の口からも思わず声が漏れてしまいました。

あ…だ、め…だめだめだめ

 断続的に与えられる快感に私の竿も硬さと大きさを増し、それがさらにハナを感じさせているようでした。ピストンではなく、深く繋がったまま膣の中でグッ、グッ、グッと跳ねさせただけで、ハナは2度目、3度目の連続絶頂を迎えていました。
 ビクッ…ビクッと痙攣と強直を繰り返す身体から、苦しげに吐き出された大きな息とともに力が抜け、ぐったりと動かなくなるハナを仰向けにさせ、正常位の体勢で私はハナに口づけました。

ん…や…

 自分のアソコを舐めていたのを思い出したハナが拒絶の反応を示すのを見て、私は抜けるギリギリまで勢いよく腰を引き、再びゆっくりと奥へ。腰と腰が密着し、そこからさらに、もうすこし押し込むようにすると、

あああ! 奥…奥に!

 ハナは私の背中に両手で爪をたててしがみついてきました。
 その状態で口づけを再開すると、今度はハナの方から私の舌に吸い付き、舌を絡ませてきました。背中に跡が残るほど爪を食い込ませていた手はそのままに、私の腰を両脚でホールドしながら、ハナは吹っ切れたような、快感に完全に呑まれた蕩けた表情で私に懇願しました。

もっと。奥、奥が良いの、あー! 気持ちイイ! もっともっと。グリグリ押し付けて! あー♡♡♡」 

 リクエストに応え子宮口に亀頭を押し付けたまま、私もハナと同時に果ててしまいそうになりましたが、寸でのところで踏み止まりハナのお腹に発射しました。

 ハナの身体拭きも含めた後処理を終えた私に、

あのまま中に出してたら、赤ちゃんできたかな?

排卵日が近いから、可能性は高いね

排卵日の前後ってやっぱりムラムラするね

そうらしいよね。発情してるハナも可愛いよ。積極的で、おお♡って思う

発情って…。あーでも、その計算だと温泉旅行のときに来てるかも。〇〇ちゃんが参加できなくなったのは残念だけど、せっかく夫婦同室になれたのにね

そうしたら、撮影会だけで我慢します

写真撮るだけで我慢できるの? いつも写真撮りながらおっきくしてるのに?

うーん…

 自信のない反応をする、下半身は別人格の私。
 そんな私にハナはニコッと笑って、通常サイズに戻っていた私のものの先っちょをペロッと舐めました。

残り汁が。…我慢できなくなったら、お口でね♡

金木犀の香り

9月27日(木) 曇りときどき雨


 秋の空気です。
 窓を開けていると何処からか金木犀の香りが夜風にのって寝室に入ってきます。私は金木犀の香りが大好きで、家の庭にも植えたかったのですが、ハナに「トイレの臭いだから嫌」と。却下されました。

 キンモクセイといえば、活動再開されましたね。
 学生時代に「二人のアカボシ」を初めて聴いたときの衝撃を、懐かしく思い出しました。新曲が発売されるのであれば、買いたいなと思います。





 帰宅したハナを玄関で出迎えると、荷物を置いてすぐに、その手が私の股間に伸びてきました。
 珍しい行為に驚きながらも興奮する私のモノを撫でるハナを抱き寄せようとしましたが、そんな私の腕をすり抜けて背後に回り、硬くなった袋と竿を指先で、つーっとなぞってから、

ただいま

 彼女は私の背中に額を当てながら言いました。

おかえり

今日も元気だねー

不意打ちでそんなことされたら元気にもなりますよ。いきなりどうしたの?

そこにちんちんがあれば触るでしょ

エベレスト…(=゚ω゚)ノ

うーん…日和山?

 意地悪な顔で言い残して、ショックを受ける私を残し、ハナはリビングへ。
 その後、普通に夕食を食べ、入浴をすませ、録画していたドラマを数話分みてから寝室へ。
 私に背中を向けたまま毛布に包まってしまったハナに、私の方からちょっかいをかけて営みは始りました。

乳首はくすぐったいから今夜は禁止

 排卵後から生理まで、ハナは乳首を愛撫されるのを嫌がります。
 私は手に収まる控えめな双丘を愛撫するのが好きなのですが、今夜はそこを避け、他の部分をたくさん可愛がりました。
性欲が高まっているハナはすぐに甘い声を漏らし始めましたが、戸外から聞こえてきた話し声と風にのって吹き込んできた金木犀の香りで、寝室の窓を開けたままであることに気づいたようでした。

 手で口元を隠して声を抑えようとするハナを、私は責めあげます。

 すでに自分から脱いでいた下着に覆われていた部分に指を挿入し、わざと音をたてるように動かすと。

や…そんな、音聞こえちゃうから

 私の動きを静止しようと手を伸ばしてきますが、私の手首に手を添える程度の力しか入っていません。
 私はそれを無視してハナの陰核に白く粘ついた愛液をぬりつけ、それを舌で舐めあげたり唇で挟んで吸い込んだりしながら、右手で膣内を擦り続けました。ハナの好きなゆっくりと大きく出し入れする動きと、指先で下がってきた子宮口を撫でる動きを繰り返すと、わざと音をたてていたときのものとは違いますが、濡れた音が響いてきます。
 そして、それをかき消すような喘ぎ声。

愛液の音よりも、喘ぎ声のほうが大きくて、外に聞こえそうだよ

 窓の外から聞こえる話し声は、一人の男性のもの。お酒も入っているのでしょうか? 深夜ですが上機嫌でときどき大笑いしながらスマホで誰かと通話している様子です。

んんんんー!!

 慌てて両手で口を押さえるハナですが、それでは完全に静止の手がなくなり愛撫し放題!
 ハナはクリトリスとGスポットを責められて絶頂を迎え、その直後に今度は子宮口周辺を丹念に撫でまわされて、体を強張らせて震えながら数回イッたようでした。

 ぐったりとして荒い息をついているハナに、私は声を掛けないまま不意打ちで一気に挿入。
 途中で亀頭にコリコリとした感触が当たりましたが止まらずに根元まで押し込むと、

だっ…め、あ! また! い……く……!!

 挿入だけでまた達したハナは、その後のピストン運動でもう一度イってしまいました。
 私はゴムをつけていたため、そのままハナの中で。

 窓の外から聞こえていた話し声は、少しずつ遠ざかっていきました。
 すこしホッとしたような、残念なような…。
 シチュエーションは違いますが、学生時代に、SEXの最中にハナの幼馴染(♂)から電話がかかってきて、後で掛け直したいというのを却下して、SEXしながら話をさせていたのを思い出しました。声を我慢できずに慌ててケータイを遠ざけるハナや、真っ赤な顔で感じながらも睨んでくるハナ。

もー! ぜっっったい、気付かれた…

 と電話を切った後で落ち込みながらも、私がイクまで、私の上で腰を振り続けたハナも、可愛かったなぁ。
 口ではなんだかんだ言いながらも、たまにそういうシチュエーションでするといつもとは違った乱れ方をするハナ。
 これからも、すこしずつ、いろいろなシチュエーションを積み重ねていきたいと思います。

久しぶりの生挿入からの中出し

8月26日(日)雨ときどき曇り

 ずいぶんと久しぶりの更新になります。

 夏の暑さに夫婦揃ってやられたり
 実家に帰省したり
 町内のお祭りに参加したりと…。

 いろいろとドタバタしており、夫婦の営みの回数も減ってしまっていました。
 ですが、最近は朝晩涼しくなってきましたので徐々にペースを取り戻しつつあります。

 その夜、私がトイレから戻ると、ハナはソファの上でM字開脚の姿勢になっていました。
 久しぶりに目にする痴態に、内心で小躍りしつつも、平静を装いつつどうしたのか尋ねると。

また痒くて掻いちゃった…血でたかも

 自分でビラビラを押さえながら答えたハナが、見て欲しいと言うので、視診&触診開始です(笑)
 生えかけの陰毛がうっすらと覆う陰核は皮を被ったままで。
 小陰唇もまだほとんど開いてはいませんが、狭い隙間から見える濡れた桃色が蛍光灯の光をキラキラと反射していました。

血が滲んでいますね。薬を塗りましょうか?

薬はしみるんです…

 何かを期待するような声。
 お酒に強いハナが頬を赤らめ、目はとろんとしているのをみて、私のモノはすぐに硬くなりました。

それでは、注射をしてみましょう

 ビラビラをそっと左右にひろげて舌を這わせると、私の唾液よりも粘度の高い透明な液がとめどなく溢れてきました。
 私はそれを直接モノにぬりつけると、ハナの中へ挿入しました。避妊具はつけていませんが、ハナも排卵日を数日過ぎていたことは知っていたため(排卵検査薬で陽性→陰性に変わり、数日が経過していました)何も言わずに私を受け入れてくれました。

 傷口にしみる痛みを我慢する表情に嗜虐心を煽られますが、すぐにハナの口からは甘い声も混じるようになりました。
 充血して膨らみ始めた陰核の周囲をなぞると、一際高い声をあげながら体をびくつかせるハナ。その様子と遮るもののない刺激に、私のモノも一段と膨らみます。
 ピストン運動に合わせて濡れた音が響き、突き込んだことで肉穴から押し出されたり、カリで掻き出された、一部が泡立ち白濁した愛液が私のモノの竿部分だけでなく、下腹部もべっちょりと濡らしていました。

お腹に…ね…ァっ

もう排卵日は過ぎてるから

えぇ…

 ハナがすこし困ったような迷うような顔をしたのは、数秒だけでした。
 私がすべてを彼女の中に収め、そのままグリグリと奥をこするようにすると、そのまま絶頂へと駆け上がり、両手で私の背中に爪をたて、両脚を私の背中、腰の辺りに絡めてきました。
 私はそのまま、ハナの中に…。

ぁ……あぁっ…ん…

 ビクビク…ビクン…と、射精する肉棒が締め付けの中で跳ねるのに合わせて、力なく開いたままの唇から吐息のような喘ぎが漏れ聞こえてきました。その最中でも、ハナの膣肉は私の肉棒から白濁液を絞り出そうとするように蠢いています。

 ハナの呼吸が荒々しく再開した後、ピストン運動を再開して連続絶頂してもらうのが私達夫婦のいつもの営みの流れでしたが、シーツが私の精液で汚れるのが嫌だったため、私はハナのお尻の下にタオルを当ててから身体を離しました。

 すぐに流れ出る白濁液を、ハナはとろんとしたままの瞳で眺め、おもむろに指ですくいとり、勃起した乳首や陰核に塗りつけてから指で刺激し始めたのでした。

 その光景のあまりの淫靡さに、私はすぐにハナの中に再度勃起した肉棒を突き込み、2回戦目へ。



 その後、ハナは2度、合計で3度の絶頂に達していました。
 ベッドの上で、汗と唾液と愛液と精液にまみれたままの姿で気だるげに横になっているハナに、私は語りかけました。

最近なんだか一段と色っぽくなってきたね

ハルさんのせいだー

 艶のある女の顔のまま、ハナは笑っていました。



積極的なハナ

7月8日(日) 曇りのち晴れ

 その夜のハナは、珍しく積極的でした。
 私がベッドに横になっていると服を脱いで隣に寄り添い、股間に手を伸ばしてさわさわと。
 お…v(o゚∀゚o)v と思っていると、空いた手で乳首をいじりながら咥えられました。

 乳首や玉袋を愛撫しながらしゃぶってくれるハナに、私は不自然にならない程度に体をぴくッと反応させたり、声を出すまでにはいかないまでも気持ちよさに耐えきれずに息を漏らしたりなどの反応を示していると、ハナが上目遣いに私を見上げてきます。

もうカチカチだよ?

気持ちいいからね。あ、それ、今のも良い。もっとしてくれる?

これ?

そう。あ…そのまま続けて

 亀頭を口に含んで舌でべろべろと舐めまわしながら、右手で竿をしごき、左手は玉袋や菊門を撫でて…という刺激を、ハナが素直に継続します。
 その後も私の言葉や反応に合わせて刺激を変えながら、ハナは私の脚に自分の脚を絡めてこすり付けてくるようになりました。

ホントにカチカチ

 一旦私のモノを口から話して、手でしごきながらハナは言います。
 ハナが求めていることを察しながらも、私は敢えてそちらには話を向けないように返します。

今までも気持ちよかったけど、今日のは格別だよ。誰かに教えられたの?

ハルさんが、気持ち良いよとか、もっとこうしてみて、とか、教えてくれたから

そっか。じゃあ今度は…

 ハナには内心で悪いなと思いながらも、七夕の日に見た昔の夢を思い出しながらフェラのテクニックを伝えて実践してもらいました。ハナは素直に従っていましたが、途中で体の向きを変え、自分の脚を私の頭側に向けて横になりました。
 測位での69の状態になり、私がハナの秘裂に指で触れたときには、彼女のそこは溢れた愛液でぬるぬるの状態でした。

すごく濡れてる。お尻とか、ふとももの辺りまでもうぬるぬるだよ

ん…ハルさんの舐めてたら、熱くなって、欲しくなってきたから。もうカチカチだよって言ってるのに、ハルさんは入れてくれないし

 少し拗ねたように返しながら、ハナが反り返る私のモノを喉奥まで咥えこむと、咳き込んでしまいました。それでも繰り返し根元まで咥え込むハナがとても愛しくて、私はハナに避妊具を着けてもらってから、正常位でつながりました。
 我慢させられていたハナの膣は歓喜に波打ち、私を奥へ奥へと誘うように蠢いていました。膣内だけでなく外もぬるぬるになるほどの愛液で潤ったそこをゆっくりと往復すると、すぐに、軽くですがハナが達したようです。私は奥まで突き入れたまま、ビクンビクンと痙攣するハナを見下ろしていました。
 豆電球の明かりの下でも分かるハナのとろんとした目の焦点が定まるのを待ってから、声を掛けます。

今日はいつもよりすごく感じてるみたいだね

うん、気持ち良い…もっと」

 両脚を私の腰に絡めてお尻を上下に揺らすハナ。
 私はハナが浮かせたお尻を下から両手で支え、角度をつけてGスポットを刺激します。

だっ…め…おしっこ出ちゃうから!

 目をギュッと閉じて尿意を訴えるハナに、私は(防水シーツを敷いているので)我慢しなくても良いことを伝えますが、彼女はイヤイヤと首を振ります。
 絡めていた脚をピンと伸ばして仰け反るハナ。私はその両脚を私の肩に掛けさせて抱えました、圧迫感を増すハナの膣の奥まで進み、短いストロークでピストンというよりもグリグリと亀頭を子宮口に押し付けるように突くのを繰り返しました。圧迫される場所が変わって尿意より快感の方に集中できるようになった様子のハナが、再び、今度は先ほどよりも深く達するのを見届けてから、私もハナの中で精を解き放ちました。

あ…あ…

 私のモノが精を吐き出しながら脈打つのに合わせて、ハナの体も震え、短い官能の声が漏れていました。





男の浪漫Part2

7月7日(土) 曇りときどき雨

 シングルベッドの上。見慣れない天井。イランイランの甘い匂い。
 寝ぼけまなこを布団の上に落とすと、股間の辺りが盛り上がり、ごそごそと動いているのが見えた。
 おやすみと言って隣で眠りについたはずの人の姿は見えない。
 ズボンのチャックを下ろして、下着の前を止める釦を外し、誰かの手が忍び込んでくる。
 まだやわらかい竿や袋をそっと包むように触れる手は少し荒れていたが、とても温かい。
 ゆっくりと反応を始めたことを悦ぶように、手に込められる力は次第に強くなり、撫でるようだった動きにも絶妙な緩急がつき始める。先走りがにじみ出たのを自覚した直後、敏感になっている部分を温かく濡れた感触が包み込んだ。
 手で竿を握り上下にしごきながら、口に含んだ亀頭を舌で舐めまわし、広げられた鈴口を舌先が往復し、溢れてくる透明な汁を唾液と混ぜ合わせて嚥下する音が聴こえた気がした。それは自分が生唾を飲み込んだ音だとすぐに気づいた。もう一方の手は袋を丁寧に愛撫してもみほぐしながら、ときどき長く細い指の先がアナルにも這ってくる。
 亀頭を口から出すが唇と舌は離さず、つーっと裏筋を上下に往復する。その間、それまで竿をしごいていた手は亀頭をにぎにぎと握ったり、手のひらでぐりぐりと撫でまわしてきていた。
 再び亀頭を咥えられ、根元まで呑み込まれる。これはそれほど気持ち良いわけではなかったが、布団越しに微かに聴こえるえずく声に、征服欲を満たされる。激しく上下に動く布団を眺めていると、竿に加わる感触がまた変わったので、勢いよく布団を剥いだ。豆電球の頼りない明かりの下で、その人は、口に咥えた避妊具を俺の竿に被せていた。
 しっかりと合った目をゆっくりと伏せて、口だけで器用に根元まで避妊具を被せ終えてから、その人は呟いた。

ごめんね、我慢できなくて

 その人はそのまま俺の体をまたぎ、右手を真っすぐに天井に向かう竿に添えて、ずず…ずぷ…と腰を沈めた。下の口で俺のモノをすべて呑み込んだ後、俺の腹の上に両手を当てたままその人はしばらく動かなかった。

……別れるから……

 寝込みを襲ってフェラで起たせて、今まさに自分で上に乗ってきた人が出すとは思えない声。
 今にも消え入りそうな、泣き出しそうな、救いを求めるような小さな声だった。

私と、付き合って





 不意に股間に走った小さいが鋭い痛みに、反射的に体に緊張が走りました。
 閉じていた瞼を開くと、見慣れた寝室の使い慣れたベッドの上で、私が玄関の扉を開けてすぐに目につく場所に掛けておいた黒のベビードールを纏ったハナが私のモノをしゃぶっている姿が見えました。

ごふぇん

 小さな口で頬張ったまま本当に申し訳なさそうに謝るハナに、私は逆に罪悪感を覚えました。

気持ちいいよ…もっと舐めて欲しい

 その後のハナは歯が当たらないように注意をしながらも、積極的に私のモノを愛撫してくれました。
 私は上下に動くハナの頭にそっと手を当てて、普段は出すことのない声をときどき漏らしました。

よかった。また大きくなった

本当に気持ちいいよ。もう我慢できそうにないんだけど

私も、もう大丈夫だから

 私は枕元にあった避妊具に手を伸ばし、自分で着けました。
 ハナはそんな私の隣に仰向けに寝転がり、乱れた前髪を気にして直していました。
 彼女はもう大丈夫と言っていましたが、私もハナの秘所に舌を這わせ、指で撫でました。すでに濡れていたそこをさらに濡らして、甘えた声で「ハルさんの入れて」という求めに応えました。




 行為を終えた後、ハナは珍しく、彼女自身の愛液に濡れた私の唇にキスをしてきました。

男の浪漫…どうだった?

すごく興奮したし、気持ち良かった。今度は不意打ちでしてもらいたいね

 飲み会から帰ってきたら、寝ている私をフェラして起こして欲しい。
 そのお願いを叶えてくれたハナは、いつものように答えます。

考えとくね

 ハナはベッドから降りて、

何か夢でも見てた?

どうして?

 質問に質問で返した直後、しまったと思いましたが時すでに遅し、です。

寝言いってたから

いや…全然覚えてないよ。起きたら夢の内容なんて忘れるタイプだから。なんて言ってた?

教えてあげなーい

 ハナは意地悪な笑みを浮かべて言うと、私の脚をペチッと叩いて自分のベッドへ行ってしまいました。






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